老人ホームの選び方

有料老人ホーム選びのチェックポイント

介護がどの程度必要なのか、医療サービスがどの程度必要なのかなどその方のお身体の状態や入居検討時期により大きく異なります。ここではどのような方でも施設選びの参考になるようなチェックポイントをお伝えします。

介護サービスの質や接遇について

有料老人ホームの介護サービスの質や接遇についてパンフレットや書面等では見えてきません。 見学の際、すれ違うスタッフが気持ちよく挨拶をするのか、入居者に対してどのような話方をしているのか確認してください。
機会が設けられれば営業担当だけではなく、施設長や、介護の責任者にお話を聞いて運営方針などをお聞きになるのもいいかもしれません。

立地について

お身体に不安の無いうちは駅から近くて交通の便のいい場所を選ばれるのは当然のことだと思います。それは要介護状態であっても変わりません。
夜間緊急時の病院搬送の際は必ずご家族へ連絡が入ります。そして、病院へすぐにかけつける必要がございます。できるだけ交通の便が良く、ご家族の近くのホームを選ばれるのが良いでしょう。

食事について

お年寄りにとって食事は楽しみであり、生きがいです。
入居後は毎日食べる食事なので予め見学時や体験入居時に食事を召し上がってください。
選択食や行事食を行い、毎日の食事を飽きさせないための仕掛けや工夫を行っている有料老人ホームもございます。

介護体制について

介護付有料老人ホームでは介護及び看護スタッフが入居者3人に対し1人配置するというのが最低基準です。施設ごとに2:1や1.5:1など体制は異なります。
また、介護現場はローテーションで勤務を組んでおりますので手薄になる夜間や早朝の時間帯の介護スタッフの数を確認してください。

医療体制について

施設には提携の医療機関がございます。提携医の計画診療により月2回以上の訪問診療を受けられる施設が多くを占めています。夜間緊急時の対応や、提携医の専門としている科など確認してください。また、通常日中のみ看護師が常駐している有料老人ホームが多いなか、看護師を24時間常駐させている有料老人ホームもございます。痰吸引・インシュリン自己注射不可・IVHなど医療依存度の高い方の入居が可能ですのでお探しの方は【老人ホームの窓口】までご連絡ください。

経営母体について

近年、有料老人ホームの運営会社の倒産や介護事業からの撤退が相次いでいます。
財務諸表の公開を行っている施設もございますが、個別の開示を拒む施設もあるのが現状です。入居をお考えの施設の財務状況や経営母体のコンプライアンス順守について詳しくお知りになりたい方は【老人ホームの窓口】までご連絡ください。

レクリエーションについて

要介護状態での外出は容易ではありません。そこで施設内でも楽しめるレクリエーションがどの程度あるのか調べておく必要があります。
見学時にレクリエーションメニューをいただいたり、掲示されている行事を確認したりしてください。
特に外出関係の行事は気分転換になり喜ばれる人気レクリエーションです。

上記以外にもチェックポイントは沢山ございます。【老人ホームの窓口】では見学の際、スタッフが同行させて頂き、ここだけは確認しておかなければならい事項など、お客様に代わってご質問させて頂きます。