吉田悠吾の老人ホーム放浪記

特別養護老人ホーム選定委員

今日は、ある自治体から特別養護老人ホームの新設計画公募の選定委員に委嘱され、第一回の選定会議に参加してきました。

詳しく申し上げることはできないのですが、多くの社会福祉法人様から熱意のこもった事業計画書の提出を受け、選定する側としても最大限の熱量で応えていかないということで、資料の読み込み、他法人との比較など、精一杯役割を全うさせて頂きました。

特別養護老人ホームは大学を卒業してから社会福祉法人に就職して、最初の配属先だったこともあり私にとって特別思い入れのある事業です。

特別養護老人ホームは、重介護で生活に困窮されており行き場の無い方や、重介護者で賃貸住宅を追い出された身寄りの無い方など、行き場を失った重介護者の最後のセーフティーネットだという認識です。措置から契約に変わり、お客様も施設を選べるようになりましたが、逆に施設もお客様を選べるようになりました。紹介センターの立場から、特養の中には、残念ながらリスクの高い入居希望者を避けているなという感じる場面がよくあります。

選定される法人様には、是非、困難を抱える方々を積極的に受け入れるという特養養護老人ホームの本来の役割を担っていただけるような法人様であって欲しいなと思います。

老人ホームの窓口 吉田